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zoom RSS モンスターキネマトグラフ 全1巻(コミックレビュー) 作 坂木原レム

<<   作成日時 : 2008/01/25 21:40   >>

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 恥じらう主人公の仕草にかえってこちらが身悶え。

 妙齢の女性マミヤさんは興奮すると巨大怪獣に変身しまう特異体質。しかし1度変身すると12時間は変身出来なくなってしまう。彼女はかつて戦争中に生物兵器として駆り出されていたが変身出来ない時に敵に襲われ自分の部隊が壊滅してしまい…
 戦後もそのことを引きずり身投げしようとするマミヤさんに怪獣映画からのオファーがやってくる。

 そんな感じで彼女の生きる世界は擬似昭和戦後。
 怪獣映画とか、ミニチュア特撮とかを題材に、当時の風俗を交えた世界がこれまたノスタルジックでいい雰囲気。
 昔がすべて良かった訳ではないけれど、昭和の魅力の一部を抽出して味わうような感じかな、それはなんとも贅沢なことじゃあないかい?

 あと自分は詳しくないから分かんないけど怪獣映画を扱う上でマニア的な目から見たらツッコミ所はあるかもしんない。
 でも自分的に見所は天涯孤独なマミヤさんが仲間と触れ合い、自分に自信を持ちはじめ居場所を手に入れて行くる過程の部分。
 戦争中に兵器として人殺しに加担した事実。それと怪獣に変身してしまうという体質のため、不本意ながら皆に迷惑をかけてしまうことが負い目で始めは卑屈なマミヤさんが皆から信頼され次第に打ち解ける様子は見ていて心温まる。
 何事にも引け目を感じるマミヤさんが優しい言葉を受け取り憂いの表情から一変して見せる、涙に花咲く笑顔のなんと晴れやかなことか。

 そんなマミヤさんにいつも張り付きなにかと冷たく突き放す政府の役人ナカジマ。しかし彼は本心では誰よりもマミヤさんのことを心配し、気に掛けている男でもあった。何?このツンデレ、しかも終盤には人質としてさらわれてやがる?!
 この扱われようはもはやヒロインじゃね?
 …昨日もそんな事言ったな俺。

 最後に作中では妙齢とだけあって何歳かは出てこないマミヤさん、自らを「オバちゃんやし…」なんて謙遜してるけど、その仕草からは、なんですかね、大人の魅力というか、大人の色香ってやつですか、そんなのが立ち上って匂うかのようだ!
 昭和の雰囲気も魅力的。マミヤさんの色香も魅力的。

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まんざらでもない
2008/09/03 01:00

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